子どももだって体調がわかる

子どもが小さい頃にお世話になっていた小児科のお医者さんは
いつでも薬は最小限で
時には全く処方してくれないこともありました。
軽い風邪程度だと
「家で安静にしていた方が良かったのに。」など言うので
親身になってくれないと嫌う方もいらっしゃいましたが
私は大らかさが好きでずっと通っていました。
少しいつもより酷い症状と思われると
子どもに「注射する?」と聞きます。
当然、子どもは「しない。」と答えます。
子どもは注射が嫌いですから
聞いても仕方ないように思いますが
喘息や酷い下痢や嘔吐など
今日は子どもが何と言っても点滴して貰おうと決意してでかけると
驚いたことにちゃんと「注射する。」と言うのです。
納得してのことなので3歳位でも泣くこともなく
淡々と受け入れ、長時間じっとしているのを見ると
幼児とはいえ体調がわかるのだと感心しました。
その後、転勤で通えなくなりましたが
色々なアドバイスはその後もずっと役立っています。